世界一受けたいサブカルチャーを教材にいた授業 part.5-3
俺が幼少~大学生(約20~40年前)に掛けての時代の
関東地区の夕方(PM4:00~PM6:00)のTV番組枠て、
再放送番組が主流でね。
特に月~木曜日はその傾向が強くて、
アニメ番組に関して言えば俺の知る限りは、
賛否両論あるだろうけど、『ルパン三世』が多かった気がするね。
現在のその時間は、ニュース・情報番組ばかりですね。
私達のような年齢が低いグループは、お遊戯時間ですわ!
『ルパン三世』以外のアニメ作品は、何があったんです?
管理人:『ルパン三世』以外では、
『タイムボカンシリーズ』等のタツノコプロ系のアニメや、
『あらいぐまラスカル』等の世界名作系アニメ、
女の子向けは、『キャンディ・キャンディ』や『あさりちゃん』、
『魔女っ子メグちゃん』等があったかなあ。
けど、『ルパン三世』と同じくらいの再放送されていたのは、
『機動戦士ガンダム』や、合体ロボットアニメだね。
特に『ルパン三世』→『機動戦士ガンダム』の流れは、日常の一部になっていたよ。
まさに、時代の流れを感じるわね。
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管理人:授業の教材となったシーンの2つ目が、
↓から始まる超有名なあの台詞へつながるシーンです。
クラリス:「行ってしまうの?」
ルパン三世:「うん、うん。 コワーいおじさんが、いっぱい来たからね。」
クラリス:「私も連れてって。
泥棒まで出来ないけど、きっと覚えます。
私、私、お願い! 一緒に行きたい!」
ルパン三世:「馬鹿な事、言うんじゃないよ。
また闇の中に戻りたいのか? やっとお日様の下に出られたんじゃないか。
な、お前さんの人生は、これから始まるんだぜ。
オレの様に薄汚れちゃ、いけないんだよ。
あ、そうだ! 困った事があったらね、いつでも言いな。
オジサンは地球の裏側からだって、すーぐ飛んで来てやるからな!」
管理人:一旦、区切ります。
授業では、思春期における異性の別れの一例として取り上げられました。
憧れの人との初恋の終わりで、いいのかな?
管理人:うん、授業もそんな感じだった。
クラリスにとって、ルパン三世は《青春の幻影》と考えてもいいんじゃないかな?
そして、次に繋がります。
銭形警部:「くそ、一足遅かったか!
ルパンめ、まんまと盗みおって!」
クラリス:「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ。
私の為に戦って下さったのです。」
銭形警部:「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。」
「貴女の心です!」
クラリス:「はい!」
銭形警部:「では、失礼します!」
ここ、いいシーンよね!
管理人:授業では、銭形警部を初恋の2人行く末を見守る存在の象徴として、
捉えていました。
個人的に、近くにいて欲しくないタイプだけど・・・・・・。
はははは。(苦笑)
管理人:恋心を盗むという表現を、少女→大人の女性への成長と解釈してたかな。
うーん、巨泉先生はもうちょっと気の利いた説明してくれていたんだが、
余り憶えていなくて、すみません。
いえ。
でも、先生冥利につきるのでは、ないのでしょうか?
こういう授業をしてたと、憶えていてくれる生徒がいるという事実に。
管理人:どうなんだろうね?
試験が終わったり、卒業してしまえば、
頭の中から、抜け落ちちゃうからなあ。(遠い目)
それに、授業そのものより、その中の雑談の方が結構憶えているんだよなあ。
あ、分かります!
また、こんな話聞かせてくださいます?
管理人:思い出したら、記憶が地球の裏側にあっても引っ張り出します。(笑)
以上で、終了します。
では、別の機会に。
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世界一受けたいサブカルチャーを教材にいた授業 part.5-2
「Lupin The Third!」って女性コーラスが入っているでしょ?
第一期シリーズは、ちょっとだけ男性コーラスだった時期があるんだけど、
子供の頃、それが「ルパンです!」って、聞こえていてさ。
は、はあ。
管理人:高校・大学くらいまで、ずうっとそうだと思ってた。
す、凄い、勘違いね。
空耳力、ですね(呆)
ユニークですわ! 伯爵殿!
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管理人:授業の教材となったシーンは2つです。
まず一つ目が、↓このシーンからです。
引用:台詞一部抜粋
クラリス:「どなた?」
ルパン三世:「泥棒です。」
クラリス:「泥棒さん?」
ルパン三世:「こんばんは、花嫁さん。」
クラリス:「あなたは、あの時の方ですね?」
ルパン三世:「忘れ物ですよ。」
クラリス:「この為に、わざわざ? 伯爵に見付かったら、殺されるというのに・・・。」
ルパン三世:「なーに、狙い狙われるのが、泥棒の本性です。
仕事が終われば帰ります。」
クラリス:「お仕事?
私に何か差し上げられる物があればよいのですが、今は虜の身。
(指輪を外しながら)これを!」
ルパン三世:「(手で抑えて)私の獲物は、
悪い魔法使いが高い塔の天辺に仕舞い込んだ宝物。
どうか、この泥棒めに盗まれてやってください。(恭しく、礼をする)」
クラリス:「私を?」
ルパン三世:「金庫に閉じ込められた宝石達を救い出し、
無理矢理花嫁にされようとしている女の子は、緑の野に放してあげる、むうーーん!
これ皆、泥棒の仕事なんです、うん。」
クラリス:「私を自由にして下さるの?」
ルパン三世:「(肯定するように頷く)」
クラリス:「有難う、とても嬉しいわ・・・・・。
でも貴方は、カリオストロ家の怖ろしさをご存知ないのです。
どうかこのまま帰って・・・・・・。」
ルパン三世:「ああああ、何ていうことだ!
その女の子は、悪い魔法使いの力を信じるのに、泥棒の力を信じようとはしなかった。
その子が信じてくれたなら、泥棒は空を飛ぶ事だって、
湖の水を飲み干すことだって出来るのに!」
管理人:そして、↓のシーンに繋がるのですが・・・・・・・・。
管理人:貰ったプリントに、↑これらのシーンの絵コンテが載っていました。
冷静に考えると、歯の浮く台詞よね。
女の子なら、一度はリアルで聞いてみたい台詞かも!
管理人:勿論このシーンは、
ルパン三世とクラリス、敵対勢力であるカリオストロ伯爵の関係を説明しているところなんだけど、
授業では、思春期における異性の出会いの一例として、取り上げられました。
前回の、松田聖子さんの曲の逆パターンですわね。
管理人:ボーイ・ミーツ・ガールではなく、
大人の男性に出会って憧れを抱く少女(子供かな?)の話としてね。
ルパン三世の台詞の一つである、
「その女の子は、悪い魔法使いの力を信じるのに、泥棒の力を信じようとはしなかった。」
は、それを象徴する物として、説明をうけたかな。
ルパン三世=泥棒の力=出会った憧れの人の象徴
クラリス=その女の子=高い塔の天辺に仕舞い込んだ宝物=思春期の少女の象徴
カリオストロ伯爵=悪い魔法使いの力=出会い(初恋でいいかな)を妨げるものの象徴
て、感じで巨泉先生が話してくれたと思う。
申し訳ありませんが、記憶が曖昧なので、こんなところです。
分かりました。
管理人:今回、ここまでにします。
次回は、超有名なあの台詞のシーンです。
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世界一受けたいサブカルチャーを教材にいた授業 part.5-1
今回は、殆どの方が知っている、劇場版アニメです。
申し訳ありませんが、数回に分けてお話しますので、ご了承下さい。
はーい! 了解です。
いいですよ。 承知しましたわ。
管理人:授業の教材となった劇場版アニメは、↓これです。
『ルパン三世』だ!
『カリオストロの城』です!
フランスの怪盗・アルセーヌ・ルパンのお孫さんの設定でしたわね。
『ルパン三世 カリオストロの城』は、
1979年12月15日公開の劇場版アニメです。
アニメ『ルパン三世』の劇場映画としては第2作ですが、
宮崎駿監督の映画初作品でもあります。
管理人:導入として、巨泉先生がこの作品を教材として理由が、
古本屋でこの作品の台本を偶然見付けて、購入したからと、授業で言っていました。
え? 撮影用の台本って、古本屋さんに売られちゃう物なの?
それ、本物だったの?
管理人:さあ?
俺等は、プリントでコピーされた物が渡されただけだから、真贋の判断はできないな。
ただ、各キャラクターの台詞と、絵コンテが載っていたのは確か。
意外と、資料設定集の一つとして販売されていた物かも知れないが、
現在と違って、需要があったかは不明だけどね。
なので、映像を視ながらの授業では無い事を、伝えておきます。
分かりました。
管理人:今回、ここまでにします。
次回から、どのシーンが教材にされたかを話します。
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